某所からのスピンアウトのwikiです。未解決事件あれど、実は時効になったのかさえ分からない事件があります。そこを推理していきます

庄山?床山?何故か混在する未解決事件

 おそらく日本の失踪事件で未解決事件好きの中だと十本の指に入る事件として有名なのは、佐世保市においての1969年に発生した庄山(床山)仁くんの失踪事件だと思います。謎の現金、本人とは思えない震えた手紙、何かを知っていると思われる少年院出の若者、当時庄山(床山)仁くんは14歳。生きていると考えると66歳である事を考えると、生きているのだろうか…と思いを馳せますが、当事者も亡くなっている事を考えると結局歴史の闇に消えてしまった事件と言えます。
ここまで来て、賢明な人は気付かれたでしょうが、私は仁くんの名字を庄山(床山)と併記しています。
なぜかと言うとインターネットで名字表記が別れてしまっているからです。
庄山説
https://www.wikihouse.com/dorosuki/index.php?1969%...
床山説
http://mikaiketsusurvey.blog.fc2.com/blog-entry-12...

庄山と床山どちらが正しいのか?

上のURLを見ていただくと分かると思いますが、
>家族は海上保安官の父(当時52)、母(当時45)、姉、兄二人。仁君は末っ子の三男。
(※「長崎新聞」1969年3月7日による。ほかに親類の女性(兄嫁?)も同居していた模様。
但し後述する朝日新聞の記事では「四人姉弟の次男」とされている。)
ここのブレは兎も角、ちゃんと当時の長崎新聞を読んでいるんですよね。
対して下の床山家はこれをソースにしています。
>朝日新聞デジタルSELECT(2017)『そして、犯人は、逃げ切った』朝日新聞
今は購入出来なくなっているので、中身を知ることが出来ません。ですが、可能性としては、ここが間違っている可能性が一番大きいと思います。

取り敢えず12月6日に国会図書館に行って、長崎新聞や数年後にこの事件を取り扱った朝日新聞を見て結論したいと思います。
2021年12月4日 
2021年12月6日追記
やはり長崎新聞だと庄山仁くんですね。(1969年3月8日付長崎新聞第七面)
床山では無かったです。
正直良いとか悪いとかじゃなくて、複数の史料見ないと間違えるというお手本ですね…。
史学科でいうなら史料批判ってやつです。

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