何故なら、新聞通りに「同市北区の住宅地内」にしてしまうとこの筆者はおろか、考察に大きな謎を残してしまうのです。読売新聞の12月14日に更に詳しい目撃証言が分かります。「調べによると、不審な女が目撃されたのは、高羽さんの自宅マンションから北東へ約500メートル離れた同市北区福徳町の聖徳寺付近近く」
https://goo.gl/maps/agVKsL6Ty2pXCU1U6
グーグルマップで調べた上での事件現場から新聞に書かれた最後の目撃地点までの地図です。見てみると分かるのですが、聖徳寺の周辺は狭い道路で、待ち合わせはかなりしづらいです。聖徳寺の先には広い道路の国道1号線がありますが、1キロくらい先であり、ここで合流をする可能性を考えるのは流石に無理があり、電車に乗ろうにももっと時間がかかります。しかも、左手の怪我からの出血がある人間がそちらに向かう証言に残ってないのは不自然です。なので、犯人は近所に住んでいた確率が高い、と私は感じています。
じゃあなんで捕まらないのか、というと、そもそも白昼堂々と被害者の家に押しかけて殺害するのは目撃リスクが非常に高い犯行であり、しかも強盗殺人では無いとするならば、顔見知りの犯行以外に無く、何かしらで警察の網の目を掻い潜ることが出来る人間だったと結論づけられると私は思います。それが何かはなんとなく予想がつきますが、敢えて伏せておきます。